TOEIC Champサイト運営主 Yammer(ヤマー)です。
ずいぶん昔の話ですが、2003~2004年にイギリスの大学院に1年間留学したときの、留学準備~入学~帰国までの足取りを「ロンドン留学伝」としてまとめていました。
この記事は[留学準備編]です。
オンライン英会話なんてものもない時代でしたから、現在よりは英語力に対する留学の価値は高かったと思いますが、それでも私は、「留学すれば英語がうまくなる」とは思いません。
でも、「英語が身近な存在になる」ことは間違いありませんし、それが意外に英語がうまくなる上で大事なことだと思っています。
ロンドン留学伝【留学準備編】
■ 猛スピードでの渡英準備
合格通知が来てからは猛スピードでの渡英準備。価格とずっとにらめっこしてた航空券を即日予約。 ビザは税関でもらえるので手続きなし(現在は変わってますが)。
それから、大学への入学手続きの書類送付、あと学費の振込み。 不要な荷物の整理、引越し準備等々。
会社が8月末退職の予定が、事情により10日延長。昼間はろくに使えず夜と休日だけでの準備。 もう忙しすぎて大変でした。
■ 無事に日本を飛び立つ
そんな準備をなんとか終えて、2003年9月18日無事に成田から飛び立つことができました。
ちなみに、イギリスの税関ではビザ入手の手続き。
要するにちゃんとした学校に留学し、しかも留学期間中ちゃんと生活していけるだけの経済力があることを証明できれば、 すぐにもらえると聞いていました。税関は、インド系の少し年を取ったオバサン。
まず、渡英の目的を聞かれ、留学と答えた時点から書類確認が始まりました。要するにちゃんとした学校に通うこと、 留学期間中の生活のためのお金を十分持っていること、を証明する書類が必要でした。
ということで必要なのは、大学院からの合格通知、大学院への学費振込み証明、銀行口座の残高証明。 これらを見せて問題なくビザがもらえました。語学学校の場合、1年コースなら同じようにもらえますが、半年では観光ビザになってしまいます(バイトができない)。
■ ビザでトラブル
と、簡単にもらえたビザでしたが…。
実は、私の渡英直前に制度が変わっていたらしく、本来は入国時に税関でビザがもらえないようになっていたそうです。
入国時は、2ヶ月間の暫定の滞在ビザをもらい、その2ヶ月の間にHomeOfficeという機関(ロンドンの南のCroydonというところにある)までわざわざもらいにいく、 というとても面倒くさい制度。しかも250ポンドと高額。
私の場合、税関のオバサンが制度の変更を忘れていてラッキーだったようです(あとで聞いたら税関で押してもらえなかった人も…)。
現在は、ビザを日本国内の領事館等であらかじめ取ってから行く、というのが正しいやりかた。
ビザの話は、別途掲載します。
後で渡英してきた家族の分は、税関で取れずHomeOfficeまで出向くことになるなど、いろいろトラブル続きでしたので。
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