[留学準備3] 大学とコンタクト

イギリス留学

TOEIC Champサイト運営主 Yammer(ヤマー)です。

ずいぶん昔の話ですが、2003~2004年にイギリスの大学院に1年間留学したときの、留学準備~入学~帰国までの足取りを「ロンドン留学伝」としてまとめていました。

この記事は[留学準備編]です。

オンライン英会話なんてものもない時代でしたから、現在よりは英語力に対する留学の価値は高かったと思いますが、それでも私は、「留学すれば英語がうまくなる」とは思いません。

でも、「英語が身近な存在になる」ことは間違いありませんし、それが意外に英語がうまくなる上で大事なことだと思っています。


ロンドン留学伝【留学準備編】

  1. ロンドン留学検討開始
  2. 大学フェア参加
  3. 大学とコンタクト(この記事)
  4. 大学からの返答
  5. TOEFL勉強開始
  6. 伸び悩むTOEFLスコア
  7. 大学院への願書提出
  8. 合格通知届く
  9. 晴れて渡英

■ 候補大学の調査

ブリティッシュカウンシル主催のフェアで探した候補の大学について、いろいろ調べ始めました。

まずフェアでもらった大学案内。メインのターゲットは学部入学生(undergraduate)なので、各学部の紹介がたっぷりと載っています。

■ ロンドン大学

ロンドン大学クインメアリー校は、ロンドン大学の1カレッジなのに、4つか5つのキャンパスを持ち、由緒あり、学部の数も半端じゃありません。 医学部は「エレファントマン」という映画の舞台でも知られています。

■ロンドンメトロポリタン大学

ロンドンメトロポリタン大学は、100年以上前に専門学校としてスタート。十数年前に大学に格上げされた2大学が、さらに2002年に合併。 ロンドンの中心地(City Campus)と北部(North Campus)を持つ、最大規模の大学となりました。

イギリスの学校制度では、「学問」を大学で、「実学」を専門学校で、と1990年あたりまで分けていた歴史があります。日本では大学がカバーする領域も、専門学校が担っていたわけです。 そのため、専門学校からスタートしたとはいえ、日本の感覚からすると、最初から「大学」だったといえるでしょう。

■やっぱりパンフレットやWEBだけではわからない

すでに社会経験があり、また留学後は企業での再就職を考えていた私にとっては、後者が合ってそうで、学費も安くてかなり魅力は感じていました。
ただ、ロンドン大学の著名度と信頼度というのも捨てがたい。そう考えていました。

大学案内やWEBサイトで、各学部・コースの詳細や入学手続き等、乏しい英語力のせいか、「なんとなく」域を脱せず、はっきりとは理解できません。また、場所もロンドンにあることは間違いないのですが、 果たしてロンドンのどのあたりなのかなど、実感を持って理解できなかったですね (2021年時点ではネット地図もまだまだ、GoogleMapの進化前)。ということで 、大学と直接コンタクトを取ることにしました。

■ 「和製英語」で頑張ってみる

といっても、まずはメールで。電話までできるほど勇気なし。電話に自信があるくらいなら、わざわざ留学の必要もないのでしょうが。。。

メールも今思えば、かなりな稚拙さ。よくもこんな文で送れたものだと、恥ずかしさがこみ上げて来ます。正直言って、和製英語に近かった。。。。

英文メールについて、もっと勉強すべきだったとは思います。大学にとってお客さんなので、読んでくれるとは思いますが、失礼な表現があったりするとやはり損です。

”I want you to tell me about …” みたいな表現は礼儀がなっていません。英語には敬語はないですが、丁寧な表現はあります(前の例なら、”I would like you to tell me about ….”でしょうか)。

※ 上の文、2021年の私なら ”I would like your advice of ….” にするでしょうね。稚拙もいいところ…。

■とにかくコンタクトした

下手な英文であれ、とにかくメールを送りました。下手ながら、書くのに何時間もかかったメール。通じるのか不安はありましたが、何かしらレスポンスあるだろうと待ち続けました。

メール送ってから約10日後、なかなかレスポンスが返って来ず焦っていたところ、各大学の担当者よりメールが返ってきました。

タイトルとURLをコピーしました